Ajaxテクニックブック をゲット。
リアルタイムにサーバと連携するWebアプリケーションを作りたいなと思って、購入した。サンプルがそれなりに載っていて、まあまあ役立つ本と言えるだろう。私は今も、この本をパラパラめくりながら、簡単なAjaxアプリ(?)を作っている。
目次はこんな感じ。
目次
- 1.Ajaxの基礎知識
- Ajaxとは
- Ajaxを利用するメリットについて
- インターネットで通信を行うときの基本となるHTTP通信の仕組み
- サーバーとの非同期通信の仕組みについて
- Webブラウザのイベントについて
- XHTMLについて
- DynamicHTML(DHTML)について
- JavaScriptについて
- CSSについて
- HTMLとCSSとJavaScriptの役割分担について
- ブラウザを自由に扱うDOMについて
- 流行のリッチクライアントについて
- Ajax処理方法の基本手順をおさえる
- 本書でのサーバサイドの環境の構築について
- 2.DOMを使いこなすためのテクニック
- クラスの型枠を定義してクラスを実体化する
- 無名関数を利用してプロパティとメソッドを含む完全クラスを宣言する
- クラスに後付けでメソッドを追加する
- prototype.jsを利用してクラスを生成する
- クラスを継承して別のクラスを生成する
- 同盟のメソッドを定義してメソッドの動作を変える
- スーパースクラスのメソッドを呼び出して利用する
- サブクラスを実体化する方法を明示的に指定する
- DOMツリーオブジェクトでタグを新規に作ったり変更したりする
- ユーザの操作によってページのスタイルを変更する
- キーボードからの入力に反応してページのスタイルを変更する
- 3.リッチクライアントを実現するためのテクニック
- コンテンツを指定した位置に移動する
- 画像を徐々に消したり表示したりする
- 画像を拡大・縮小する
- ドラッグ&ドロップできる画像を配置する
- リアルタイムにエラーチェックを行うフォームを作成する
- 選択したラジオボタンによって表示内容を動的に変化させる
- 2つのプルダウンメニューを連動させる
- 更新された場所を短時間だけハイライト表示して明示する
- ライブラリを利用して簡単にアニメーションを実現する
- コンテンツデータが動的に更新されることを通知する
- アニメーションアイコンで作業していることを知らせる
- コンテンツが更新された際にアラートを表示する
- 4.サーバと連携するためのテクニック
- URLにパラメータを付加してGETメソッドで送信する
- POSTメソッドでHTTPリクエストにパラメータを詰めて送信する
- フォームに入力したデータをそのままサーバに送信する
- PHPとの連携アプリを作る
- 非同期通信でページ遷移なしにサーバ上のWebコンテンツデータを受信する
- イベントハンドラを使ってデータをやりとりする
- 非同期通信でページ遷移なしにサーバ上のデータ更新処理を行う
- サーバ上のCSV形式のデータをやりとりする
- サーバで生成したハッシュデータをJavaScriptでそのまま利用する
- サーバから整形済みHTMLデータを直接受信する
- データベースの検索結果を表示する
- データベースでCRUD(生成・参照・更新・削除)を行う
- 5.Ajaxをもっと使いこなすためのテクニック
- JavaScriptが利用できるかどうかを検出し、警告する
- 遷移のないAjaxのページでブックマークを実現する
- JavaScriptからPHPのメソッドを呼び出して使う
- ドメインを超えてJSON形式でXML形式のデータを利用する
- <script>タグ内のJavaScriptで別7ドメインにつなぐ
- 動的「iframe」でAjaxアプリケーションを実現する
- SVGを利用してベクターグラフィックで描画する
- ブックマークレットでHTMLのリアルタイム編集を行う
- GreaseMonkeyを利用してWebページのスタイルをリアルタイムに編集する
- 6・Webアプリケーションを作成するテクニック
- レポーティング用の共有メモ帳アプリを作る
- DNS名前解決アプリを実現する
- RSSリーダー/ビューワーを作成する
- Webサービスを利用してAmaxonの商品を検索する
- Google Mapsの地図のクリックした場所にマーカーを表示する
- Google Mapsの地図上をクリックした場所を結ぶ経路を表示する
まとめ
Ajaxテクニックブック ★★★★☆ そこそこサンプルが載っていて、まあまあ役立つAjax解説書。
真面目にチャプター1とチャプター2をいきなり読み始めた私は全くワケがわからなくて挫折しそうになった。私のようによくわかっていない状態から始めるひとは、チャプター3のサンプルを実行し、動いているものを見ながら体で覚えていったほうがいいだろう。
サンプルソースは、Webからダウンロードできるようになっている。とりあえず目の前で動くサンプルがあるのはありがたい。